健康寿命とは、身の回りのことが自立できており、認知症もないような状態でいられる寿命のことです。
そのキーワードは歩行(Walk)、摂食(Eat)、認知症(Brain)だと思います。
そこで、入院患者さんのW, E, Bを簡易に判別し、
ドクター、コメディカルで共有するシステムを考案し、
2018年1月から実施しています。
ここではこのBWEST(Brain, Walk, Eat function to Share in medical Team)プロジェクトを紹介します。
上図がBWESTプロジェクトの概要です。
歩行(Walk)、摂食(Eat)、認知症(Brain)をそれぞれ1-3で評価。
1は自立している、3は介護負担が大きい状態です。
2は1と3の中間であり、介入によって1を目指すという考えです。
記載はWEBの順番にW1E2B2とか1-2-2とか表記します。
誤嚥性肺炎で元々W2E2B1の患者さんが入院時にW3E2B1になっていたら、Wが悪化しているので早期にリハビリをオーダーするという感じ。
できるだけ簡便にそれぞれ3段階で評価するようにしました。
多職種でW,E,Bの情報を共有することで、入院当初から患者さんの自立を支援していきたいと思います。